Darwin Room - BLOG 好奇心の森「ダーウィンルーム」公式日記

好奇心の森「ダーウィンルーム DARWIN ROOM」は、教養の再生(LIBERAL ARTS LAB)を理念に、選りすぐりの古書と動物剥製などの 標本や、研究生活に便利な道具の販売と、専門家を招いたリベラルアーツ・カフェを行うユニークな1階がショップ、2階がラボです。

カテゴリ: 商品

 いつも Darwin Room カフェをご利用頂き誠にありがとうございます。
 そこで、DRのおいしいコーヒーのことを少し書きたいと思います。
衝撃的なこのコーヒーの味は、濃厚なチョコレート系。ほんのりスパイシーで、後味にさわやかな甘さと強い印象を残します。
ホットコーヒー DRのコーヒー豆はパプアニューギニアで生産されています。オーストラリアの少し北にある世界でも残り少ない秘境といわれるところです。そこのシンブー州・チュアベのコンゴー社がつくった「エリンバリ」という豆で、生産全体の中のプレミアムコーヒー
15%中の徹底的に品質に重きを置いた最上級5%が「エリンバリ」です。
 この豆を直接輸入・焙煎してDarwin Roomに卸している銀座のカフェーパウリスタの話しによりますと、実はコンゴー社のコーヒーは、他と比べてあらゆる意味で「強い」のです。理由はその丈夫さゆえ、農薬も肥料も必要なく、放っておけば勝手に育つ在来種を採用しているからです。人に都合のいいように 、生産性と病虫害耐性を高めるべく人工的に造られた改良品種は、少しの変化にも大変弱いので、それなりに世話がかかるのですが、ここパプアニューギニアでは、貧しいがためにさまざまな作物を育てている忙しい彼らは、コーヒーひとつに構っておられず、プレミアムコーヒーの中の最上級の「エリンバリ」ともなると、収穫にも収穫後の工程にも大変な手間ひまが要するため、生育時期だけでも手間を省きたいからです。その結果、強い豆が生育するのだそうです。
豆の収穫 私たちのような言わば先進国の速い時間の流れに対し、 パプアニューギニアでは「特別なことは何もない」そして「なくていい」というおおらかな時間の流れが存在していて、「エリンバリ」のような人気のあるコーヒーが生まれても、じゃあこれを世界に対してどうしようとか、もっと生産量を増やそうとか、目を吊り上げる野心のようなものがまるでないのだそうです。
 このような
パプアニューギニアの環境・文化から育まれたDarwin Roomのおいしいコーヒーを、カフェで読書と共にいかがでしょうか?(TS)
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 ホットコーヒー¥390
 手作りのバナナケーキ¥190やくるみクッキー¥190とのセットですと¥50お得です。
 是非これからもご愛飲ください。
 DRホームページ http://www.darwinroom.com/ の「コーヒー物語」に詳しくご案内しています。
 http://darwinroom.muse.weblife.me/list/cafestory.html

遮光器土偶F¥735Darwin Roomでは縄文時代などにつくられた国宝や重要文化財の土偶レプリカを扱っています。これは東京国立博物館や静岡市立登呂博物館などのミュージアムショップで購入することが出来ますが、現在のところ街中ではDarwin Roomしか扱っていません。

最初の写真のものは遮光器土偶 (しゃこうきどぐう)といい主に東北地方から出土し、縄文時代晩期のものが多い。その特徴はまるでのような目に加え、大きな臀部、乳房、太ももと女性をかたどっています。

これは高さ8cmくらいの一番小さなモデルで¥735(税込)とお手頃です。

こんなに小さくとも本箱の棚に置けば、そこはインテリジェンスな空間に変ることでしょう。

 是非店頭でご覧下さい。
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エスキモーの遮光器遮光器(写真はエスキモーが用いたゴーグルで、このように太陽光を遮断できるようにした器機)





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