iPhone中国・北京の大気汚染はひどいですね!
あの遠くの景色が見えない、微細な塵が霧のように景色を閉ざしている様は、息が詰まります。
私は三重県・四日市の生まれで、小学生の頃に有名な大気汚染の四日市公害を経験しているのですが、北京の景色はそれどころではないでしょう。
しかし、北京の景色は見えるからその恐怖は感じられますが、目に見えないから実感しづらい放射能汚染にまみれた日本のことはどうなのかと考えてしまいます。
どうも、私たちは目に見えないものには深く考えないというところがあります。
例えばスマートフォンはどうでしょうか?
私はiPhoneがないと暮らせないほど依存した生活をしています。実に便利で、最近は肉声の電話をすることがめっきり減ってしまいました。考えたことを記録しておくのも、調べごとをするのも、仕事の連絡をするのも、お金の振込も、目覚ましも、電車の乗り換えを調べるのも、訪問先の道順を調べるのも、自分が今どこにいるのかを知るのも、遠く離れて散らばった級友との愚痴談義までも何もかもiPhone1台で出来てしまいます。
果たしてこの便利なインターネット環境に浸かった生活の行く末はどのようなことになるのでしょうか?
近くの妻や子供への伝達もメッセージ・チャットを使ってしまいます。
家族の在り方まで変って行くと思います。
それだけにとどまらないでしょう。学校の学び方、経済活動や都市と地方の在り方、世界との繋がり方まですべて根本的な構造が変化して行くと思われます。 
この目に見えない生活の変化は、環境汚染のような公害と同じように、私たちの精神に影響を与えるのではないでしょうか?まだ始まったばかりの新しい暮らし方のことですが、10年後を予測する仮説を立て、課題対策も必要となって来てると思います。